ベトナムでの就労手続きで大阪のベトナム総領事館に行かないといけなくなった。
でもこうゆう手続き初めてでちんぷんかんぷんだぜっ!!
ベトナムで働くためにはいろんな書類準備と行政手続きが必要になります。
慣れてくると意外と簡単だなと思えるのですが、普段滅多に関わることのないセクターなので手続きがすごく煩雑に感じてしまいます。
というわけで今回日本で住んでいたら人生で10回くらいは訪れるであろう大阪ベトナム総領事館での領事手続きなどについて紹介したいと思います。
これを見れば総領事館での領事手続き(Legalization)・ビザ申請を悩まず行えると思います。
今回初めて行ってきたんですが、控えめに行って公的機関らしからぬガバガバっぷりなので、その辺りの注意点などもお伝えしてまいります!
それでは行ってみよう。
労働許可の申請に必要な書類の領事認証手続き
ベトナムで働くためには労働許可をもらう必要がありますが、その申請のために必要な書類がいくつかあります。
私の場合は以下が必要でした。
・大学学部卒業証明(公証手続き済み)
・前職の在籍証明書(公証手続き済み)
・犯罪経歴書(公印確認済み)
話がそれるのでかいつまんで紹介しますが、ベトナムに書類提出するためには書類を公証化して外務省で公印確認(国によってはアポスティーユ)してもらい、最後に大使館か領事館で領事認証してもらう必要があります。
今回はその領事認証で来たってわけです。ビザの申請も一緒にするはずだったのですが、これはまた別の記事で紹介しようと思います。
>領事手続きとビザ申請。なぜかビザ申請だけ東京の大使館ですることになった話
領事認証手続きに必要なもの
手続きに必要なものは以下となります。あらかじめお伝えすると、ビザの申請ではパスポートや顔写真・招聘状が入りますが領事認証では必要がありません。
・領事認証申請書
・手続きしたい書類原本
・手続きしたい書類のコピー
・手数料
領事認証申請書
総領事館のホームページ(こちら)からダウンロードできます。書類は「認証申請書」というファイルです。用紙を事前に印刷して記入しておくと当日はスムーズです!
しかしここでも問題があるのですが、ダウンロードした申請書にはいくつか問題があります。
1、ワード書式
2、申請日が2021年になってる
3、全体的になんかよくわからん(書式とか)
しかも大使館と総領事館でそれぞれダウンロードすると若干書式も違います。笑
でもあちらの人もあんまり書式気にしてないっぽいので申請日だけ書き換えてそのまま提出しても問題なさそうです。あと現地にも記入用紙がおいてあったのでその場で書くのもありかもしれません。
黄色の部分だけ書けばOKです。
私は、フォーマットの適当さが気持ち悪すぎて、自分で書式組み直したやつを印刷して申請しました笑
手続きしたい書類の原本とコピー
申請をする際は原本のコピーが必要と言われるのでこちらも準備しておきましょう。
ただし、犯罪経歴書に関しては開封してはいけないのでこちらは例外でコピーを取らなくて大丈夫です。
手数料
領事認証の申請で手数料は7000円でした。
なんかこの手数料も毎回バラバラっぽいんですよね。なのでいくら準備しておきましょうと言えないの草。
ビザの申請は10000円〜15000円の間っぽいので一緒に申請される方はお金を多めにご準備しておいた方がよろしいかと思われます!
総領事館の行き方と受付場所
最寄り駅:南海電鉄堺東駅 徒歩12分
大阪総領事館は立派な建物ですが、ここで一つトラップがあります。
手続きは領事館内でなくその隣のこじんまりした建物で行います。
総領事館に行くにあたっての注意点
会館時間がシビア(で謎)
営業時間は、平日の9:00~12:00と14:00~17:00とHPに書いてあります。(ここ)
がしかしHPの右側に記載されてる時間は午前:書類受け取り: 9:00~12:00。午後:書類返却: 15:30~17:00。
とお昼の時間が異なっています笑
実際2024年時点ではお昼は15:30~でした!
閉館日が具体的にわからない
公の機関だしHPに閉館日も書いてるでしょ!カチカチっ
お、ありました!実際に見てみましょう(これ)
みなさまお分かりでしょうか。
今2024年ですが、2022年のカレンダーから更新がされてません☆!!
休日は土日と日本とベトナムの祝日とのことなので、ご自身で調べてくださいましorz
各種申請の手数料がわからない
これに関しては口コミなどで大体の目星を立てるしかないです。笑
大使館・領事館のHPを全部見ても金額乗ってませんでした。
繋がらないで定評がある領事館の電話
こうなったら電話するしかないYO!しかし大阪ベトナム領事館は、電話が繋がらないで有名とのこと。しかも仮に繋がったしても雰囲気的に日本語話せる人いないので、ベトナム語か英語での対応になりそうです。
情報はウェブから頑張って引っ張ることをおすすめします。
余談:クソ笑ったGoogle口コミ
結論、私が手続きしに行った時は全く問題なくスムーズに対応してくれた印象なのですが、
他の方々が投稿している口コミがおもしろかったので紹介します。
*口コミの翻訳機能を使って日本で記載してます。
火曜日の2時に着いて、3時間ぐらい待っても受け付け窓口業務員さんは誰もいなかった。
営業時間中のに2時間ほど電話しても、出てくれない。何をしてるんですか? 何のために電話番号が載ってるんですか。腹立つ😡😡😡
搾取、汚職
ここは領事館ではなく、ビジネスです。値段が高くてサービスは悪く、係員は日本語も話せず、日本人の訪問者には英語で話していました。
まず公的機関に口コミがつくこと時点で面白いのですが、不満コメントが多すぎて見てると逆に楽しくなってきます。
個人的ベストコメントはCさんの「搾取、汚職」でした。
領事認証手続きの流れ
今回、私は領事手続きのためだけに大阪ベトナム総領事館に行ったためビザ申請に関しては触れないようにします!
基本的に毎日ごった返してそうなので、9:30~10:00あたりと早めに行った方が無難です
手続き場所の雰囲気
建物内は写真ダメと書いてたので割愛。文章で説明しますね。
建物の中は9帖ほど広さに受付窓口が三ヶ所と待機用の椅子がギチギチに詰められてる。
受付は三つあるが左側は使われておらず、真ん中と右側のみで対応されてる感じでした。
窓口にはそれぞれ真ん中「受付窓口」、右側「会計&書類返却窓口」と書いてるが午前中は多分どっちも受付窓口として機能してました。(ただ事務手数料は右側のおじさんに払ってと言われましたね)。
この小さい空間にベトナム人とたまに日本人がギチギチに詰まってるのでさすが治外法権。早くもベトナム感を味わうことができます。
まずは受付に置いてる番号札を取る
建物の中に入っても、だれも対応してくれる人はいないので、「左側窓口」と「受付窓口と書いてある真ん中の窓口」の間に置いてる番号札を取りましょう。
名札くらいのサイズなので最初は見つけづらいかもしれません。その付近をよく見るとベトナム語で番号札取ってねとか色々指示が書いてます。
それとお分かりと思いますがめちゃめちゃアナログです笑
そして今は何番の人が対応中なのかの確認をする時は、真ん中と右側窓口の間にチョコんと置かれてる番号札(小さい)を見ると確認できます。
順番まで待つ
前述したように椅子が敷き詰められてるので空いてたら座って待っておきましょう。
対応中の番号がまだ自分の番号より離れてるなら外出して近くのコンビニに行っても問題ありません。
ただし、自分の番号が呼ばれた時にその場にいなかったら、一瞬で飛ばされるので注意です。もし自分の番号が飛ばされていたら、普通に割り込みましょうwww。ベトナムの方達はみんなそうしてました。
それともう一つ注意なのが、番号は基本ベトナム語で呼ばれます。
私なりのソリューションですが以下になります。参考にしてくださいませ。
1、対応中の番号をずっと見ておく
2、自分の番号の発音をその場で覚えて聞けるようにする
3、近くのベトナム人達にあえて自分の番号を見せるようにしておく
3、をしてると周りの人達が「呼ばれてるよ〜」って助けてくれます笑
順番が来たら書類を提出する
ここまで来たらだいぶ順調です!
とりあえず必要そうな書類全部出しましょう。記入箇所がわからなくても窓口の方が確認してくれます。
この作業はすぐ終わります!
手数料を払う
そして右側の会計窓口で、申請手数料を払って完了です!
私がいった時は、申請書類ができるのはお昼以降だから15:30にまた来てと言われてました。
当日15時半以降に受け取りに行く
結構時間が空くので、駅周辺のカフェで時間を潰すなり、仁徳天皇陵でも観光して時間を潰しましょう。
時間になって建物に戻ったら名前を呼ばれるので受け取ったら完了です!!!
まとめ〜なぜビザの申請もしなかったのか?てかできなかった
以上、大阪ベトナム総領事館での領事認証手続きでした。
私は、手続きしながらいい意味でも悪い意味でもベトナムらしさ?を感じました。今となっては笑話にできますが、当初はだいぶ不安でした笑
なんならビザ申請できませんでしたからね笑。勤め先の会社から送られてきたビザ申請に必要な招聘状という書類に「ビザ申請はベトナム大使館でするように」的な記載が書いてるから大阪領事館じゃできません。東京の大使館行ってください。と突っぱねられました笑
せっかくなのでこっちも記事にしましたわwww。ベトナムで働く皆さんの助けになれば幸いですぅっw
【在日本ベトナム大使館でビザ取得】申請と取得の流れを紹介まあ、そんな感じなのですが、
しっかり準備しつつアクシデントやイレギュラーはどんと構えて挑んでいただければ幸いです!ぜひご参考くださいませ!
では!